自宅ネイルサロンのメニュー表(料金表)の作成。業者に作成してもらうのが一般的ですが「コストがかかる」「作成後の変更ができない」といった懸念があるのも事実。
小規模の自宅サロンでよくある「コストを抑えたい」「柔軟に変化を加えたい」といった要素と反します。
ということで、この記事ではそれなりのクオリティのメニュー表を自作する方法について解説します。
メニュー表(料金表)を自分で作成する方法
自分で作るとザックリ言っても、いろいろな手法があります。
今回は次のようなブック型のメニュー表の作り方を紹介します。
これくらいのものであれば、パソコンスキルがそこまでなくても作成可能。なんなら手書きでもOKです。
【概要】ブック型メニュー表(料金表)のつくり方
ザックリとした作成方法は次のとおりです。
- メニュー表をトレーシングペーパーに印刷する
- ①で作ったトレーシングペーパーにチップを貼る
- ネイルアートアルバムに②で作成したトレーシングペーパーを貼る
直接ネイルアートアルバムに記載するのもアリ。
しかし、料金が変わったりメニュー変更の場合に貼り替え対応ができる点、直接書くとミスった場合に焦る点からトレーシングペーパーを利用する方法をオススメします。
えっ。なんでトレーシングペーパーなのかって?「だってオシャレじゃん」という単純な理由です。
もう少し丁寧に作り方を説明します。
【詳細】ブック型メニュー表(料金表)のつくり方
パソコンで作成する手順です。手書きの場合は適時書いていってください。
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STEP1完成イメージを考えるいきなり作り始めず、ちゃんと完成イメージを描いておきましょう。
- メニュー内容
- ネイルチップの貼付箇所など
設計図がない状態で進めると、イタい目を見ることがあります。
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STEP2メニュー表(料金表)を作成する作り方はなんでも良いです。イラストレーターのようなデザインソフトを使う必要はありません。
- Word、Excel、Powerpoint
- Googleドキュメント
などのドキュメント編集ソフトで充分。
もしもロゴ画像や写真などを載せたい場合や、デザインにこだわりたい場合はCanvaがオススメです。(無料。インストール不要)用紙サイズだけ注意。アルバムのサイズに合わせましょう。
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STEP3印刷するトレーシングペーパーに印刷します。
トレーシングペーパーは印刷用のものを使いましょう(詳細は後述)
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STEP4トレーシングペーパーにネイルチップを貼るメニューの補足的にネイルチップを貼るとわかりやすいし、メニュー表のデザイン性も上がります
デザインチップの隣にラベルプリンタで印字した料金貼る形なら、季節やトレンドに応じてチップの貼り替えも容易です。
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STEP5ネイルアートアルバムにトレーシングペーパーを貼る完成!
ディテールを簡単に補足していきます。
インクジェット対応のトレーシングペーパーを使おう
今回印刷用の紙はトレーシングペーパーを使いました。オシャレくない?
そんなオシャレなトレーシングペーパーですが、印刷用のものを使わないとインクで滲んでしまいます。100均のものはNGです。
プリンタは家庭用のインクジェットタイプを使用している場合が多いと思うので「インクジェット対応」のトレーシングペーパーを選びましょう。
クラシコのトレーシングペーパーが人気です。
- 染料インクと顔料インクを選べるなら「染料インク」を
※わからなければ無視でOK - 手差し印刷を使う
- 紙が薄くて送られない場合はコピー用紙を仮貼りして印刷する
ネイルアートアルバムはデザイン重視(サロンイメージ)
土台となる部分はネイルアートアルバムを利用。
サロンイメージに合うものでシンプルなものが良いと思います。
ラベルプリンタは鏡文字(文字反転)機能があるとGood
これからラベルプリンタを用意するという方は鏡文字(文字反転)の機能があると便利です。
透明ラベルに左右逆で印字しておけばクリアチップの裏から貼るといい感じになります。
テプラのSR-GLシリーズはデザイン可愛くて、鏡文字できて、安くてオススメです。
アイデアと工夫でオシャレなメニュー表は作成可能
プライベートサロンはオーナーの個性や趣向がにじみ出てこその魅力もあります。
業者に頼むことで完成度の高い料金表を作ってもらうこともできますが、アイデアと工夫でより”あなたのサロンらしさ”を醸し出すメニュー表を作ってみてはいかがでしょうか。
以上、自宅ネイルサロン向け「メニュー表の作成」についての記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。