サロン経営・運営

【バーチャルオフィス】ネットショップ(BASEなど)で自宅住所がバレるのを防止する方法

【バーチャルオフィス】ネットショップ(BASEなど)で自宅住所がバレるのを防止する方法

『BASEなどのネットショップを開きたいけど住所を知られたくない・・・』

ネットショップを運営するなら『特定商取引法に基づく表記』に住所を記載しなければいけません。

店舗や事務所があるならいいですが、自宅サロンの場合、ネットへの住所公開はプライバシー上・セキュリティ上、避けたいという方が多いはず。

住所がバレるのを防ぎたいときに便利なのが『バーチャルオフィス』。

この記事の内容
  • バーチャルオフィスについて(基本情報)
  • おすすめのバーチャルオフィスをいくつか紹介

参考になれば幸いです。

\ 全国対応バーチャルオフィス /

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月額3,300円~
住所貸出・郵便転送

バーチャルオフィスとは貸出可能の事務所

バーチャルオフィスとは貸出可能の事務所

バーチャルオフィス(Virtual office、仮想オフィスとも)という表現には、現在2つの用法が存在している。

  • オフィスが果たしていた機能を代替するITインフラ、あるいは代替するサービスそのものを言う。
  • 上記とは別の文脈で、レンタルオフィスのサービス提供の形態としてバーチャルオフィスというカテゴリ。

引用:Wikipedia

Wikipediaを見てみると、バーチャルオフィスには2つの意味が存在していますが、この記事では後者の役割についてです。

レンタルオフィスのサービス提供の形態

文字通り、バーチャルオフィスとは仮想的な(virtual)事務所(office)。

バーチャルというと、そこにないようなイメージを抱きますが、実際にその住所・事務所は存在していて、そこをレンタルする様式です。

在宅事業も増えてきているので、対外的な公開情報として、バーチャルオフィスを借りて事業住所とするケースが増えています。

できること
  • 事業上の住所として利用できる
  • 電話番号を利用できる(転送サービスも)
  • FAX番号を利用できる(転送サービスも)
  • 郵便物を転送してくれる
  • 会議室やコワーキングスペースとして利用できる
  • 法人登記にも利用できる など

※サービスによってできること/できないこと、有料/無料は異なります

サービスによりますが、月額料金制がほとんどで毎月3,000円~20,000円というのが相場という印象。価格の違いはエリア、サービス内容(オプション)、設備環境などによることが多いです。

バーチャルオフィスが人気の要因として大きなのはコストパフォーマンスの良さ

実際に事務所物件を賃貸しようとすると、安いワンルームだとしても最低月60,000円程度はかかるでしょうから、かなり固定費の削減を実現できます。

ネットショップの住所として利用した場合、お客様によっては発送元住所に返品するケースもありますが、多くのバーチャルオフィスでは郵便物転送があるので抜かりありません。

ネットショップの特定商取引法にも利用可能

ネットショップの特定商取引法にも利用可能

なぜNailCompassでバーチャルオフィスについて解説しているかというと、サロン業界でも間違いなく需要が増えているから。

サロン業界の中にもご多分に漏れず、ネットショップを立ち上げるオーナーが近年増えています。新型コロナウイルスの影響でいろいろなリアル事業のオンライン化が進むのも相まって、2020年になって特にです。

  • ものすごく簡単に立ち上げられる
  • 固定費がかからないサービスもある
  • リアル事業の影響を受けない
  • 商圏が一気に全国に広がる

このあたりが大きなメリットです。

ネットショップを簡単に立ち上げられる便利なサービスもありますが、こと自宅サロンオーナーにとっては避けて通れないクリティカルな問題があります。

それが『特定商取引に基づく表記』に記載する住所問題。

特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。

引用:特定商取引ガイド(消費者庁)

通信販売をするにあたって『こんな事業者がやってるよ』と表記して、悪徳な取引をさせないようにするものです。

ネットショップを運営するにあたって表記しなければいけませんし、しっかりと入力(設定)しないとサービスを使わせてもらえません。

そこで出てくるこんな問題。

『自宅サロンだから、店舗や事務所がないから自宅住所を公開?でも、プライバシー上、セキュリティ上、ネットに自宅住所なんか公開したくない。とはいえ、ネットショップは立ち上げたい』

そんなときに役立つサービスがバーチャルオフィス、という訳です。

ネットショップの特定商取引法にも利用できます。BASEが運営するサポートサイト『BASE U』内にも記載があります。

※個人や個人事業主で諸事情により自宅住所を公開できない場合は、バーチャルオフィスやレンタルオフィス等のサービスで代替可能です。

引用:ネットショップ運営に必須な項目「特定商取引法に基づく表記」とは?

ネットショップを立ち上げたいけど、自宅住所・電話番号を公開したくないという方はぜひ利用してみてください。

おすすめのバーチャルオフィスを紹介

おすすめのバーチャルオフィスを紹介

バーチャルオフィスという言葉を始めて聞く方も多いかもしれませんが、働き方の多様化から貸会議室・コワーキングスペースなどとあわせて、かなり多くのサービスが存在しています。

価格帯もエリアもピンキリで選ぶのも結構大変。

ということで、いくつかオススメのバーチャルオフィスを紹介します。

Karigo(カリゴ)

Karigo(カリゴ)

Karigo(カリゴ)は全国46拠点に展開するバーチャルオフィスを比較、検索できるサービスです。

サイトも使いやすく料金もわかりやすいのでオススメ。

Karigo(カリゴ)の料金プランKarigoの料金プラン(公式より転載)

料金プランは上記のとおり4プランありますが、ネットショップに利用するなら、いちばん安いホワイトプランで十分です。

ホワイトプランでできること
  • 住所貸出
  • 荷物受取代行
  • 共有FAX
  • 荷物転送(送料実費)
    ※店舗引取時は無料

ネットショップの場合、屋号利用となるので月額利用料は5,500円です。

Hub Spaces(ハブスペ)

Hub Spaces(ハブスペ)

Hub Spaces(ハブスペ)はレンタルオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングスペースの検索サービス。

サイト内で『バーチャルオフィス(住所借り)』で絞り込み検索すると探しやすいです。

  • 料金はオフィスによる(1,980円/月~)
  • 郵便転送などオプションもオフィス次第(基本的にはある)

掲載されているオフィスによって、サービス内容が異なるので、タイミングによってはお宝サービスを掘り出せるかもしれません。

ナレッジソサイエティ

Knowledge Society(ナレッジソサイエティ)

東京都内で信頼性の高い住所を借りたいならナレッジソサイエティがオススメ。

充実のサービス内容に反してリーズナブルな価格設定となっています。法人化を考えている場合は、こういった信頼性の高い住所の方が無難です。

  • 料金は月額4,500円
  • シェアオフィスとしても充実の設備・サービス

信頼性の高さゆえ、利用には現地での審査が必要です。また、シェアオフィスとしてもクオリティが高いので、都内(九段下)への移動が可能な方の利用がベターです。

バーチャルオフィスまとめ

バーチャルオフィスまとめ
まとめ
  • ネットショップ運営には住所公開が必要
  • 自宅住所しかない場合、バーチャルオフィスが便利
  • 住所・電話番号を特定商取引法ページに記載可能

もしも住所公開がネックでネットショップの立ち上げに躊躇していたかたは、ぜひバーチャルオフィスをチェックしてみてください。

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