無料でダウンロードできるネイルサロン用のカルテ・同意書・注意事項をまとめました。
- できるだけお金をかけたくない
- もっと書きやすいカルテを探している
- 注意事項や同意書を探している
こんな方に向けて書きました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- 無料でダウンロードできるネイルサロン用カルテ
- カルテの活用方法
- カルテの選び方
参考になれば幸いです。
無料でダウンロードできるネイルサロン用カルテ
サロンプリント(ビューティーガレージ)
- 特にこだわりがないなら一番無難
- 有料でカスタム可能
ビューティーガレージが支援するサロン専門の印刷サイト「サロンプリント」が提供するネイルサロン用カルテです。
クセが少ないので使い勝手が良く、特にこだわりがなければコレでOK。
- 【お客様記入用】顧客情報
- 【お客様記入用】承諾書、合意書
- コンディション記録(ハンド・フット)
- 施術記録
シンプルで万人受けしやすい設計ですが、1回の施術あたりの欄が小さいのは好き嫌いわかれるところ。
逆に1枚1面あたり施術6回分記録できるので、かさばりにくいです。
ダウンロードはこちら(無料)
サロンプリント
TAT
- アートのイラストを描きやすい
- 施術内容欄やメモ欄も充実
ご存じTATのオリジナルカルテです。
- 顧客情報
- コンディション記録(ハンド・フット)
- 施術記録
同意書は含まれていません。
必要な方は別途作成するか、他のサイトのものと併用するかたちになります。
ダウンロードはこちら(無料)※要ログイン
TAT
Paradise(パラダイス)
- 顧客台帳、同意書、カルテの3パターンある
- 背景の透かしが好き嫌いわかれるかも・・・
サロン向けにPOSシステムを販売しているParadiseのカルテ提供サービスです。
ダウンロードしたからといって、POSレジを買わないといけないわけではないので安心して利用できます。
- サロン向け顧客台帳
- ネイル施術同意書サンプル
- ネイルサロン用カルテ
背景画像が若干やかましい感じはありますが、無料ですので甘んじて受け入れましょう。
無料テンプレートの中では同意書がしっかりしています。
ダウンロードはこちら(無料)
Paradise
カルテの役割
カルテの役割、基本は顧客情報の保存と施術内容の記録。どんなお客様が、いつ、どんな施術をしたかを記録するのが一般的。
ただただ、なんとなく、カルテを書いていませんか?
カルテを上手に活かすことで、より上質な運用をすることができます。
カルテをより活用するには
リピート客の満足度を高める、不満を取り除くには、カルテを有効に利用するのが効果的。
爪のことはもちろん、お客様との話の中で聞いたこともしっかりと記録に残しましょう。前提情報があることによって、次回施術時は0からではなく、1や2、10からの関係性で応対することができます。
- どんなところに住んでいるのか
- どうやって来ているのか
- どんな家族構成か
- どんな仕事をしているのか
- 休日は何をしているのか
- どんな食生活を送っているか
- 好きなタレント
「根掘り葉掘り聞け」という訳ではありません。自然な会話の中でお客様から聞いたことを、熱が冷めないうちにカルテに記録しましょう。
お客様が自分から切り出す話題なら、余程「聞いてほしい」内容かもしれません。
同じ話題の話をした際に「へぇ~、そうなんですかぁ~」と初めて聞いた風では『この人、私の話まったく聞いてないな』と思われる恐れもあります。
むしろこちらから前回の話題の続きを聞いてあげると、当然ながら喜ばれるお客様は多いです。
「USJどうでした?快晴で良かったですね。」
→USJに行くということだけでなく、日程も覚えていて、しかも大阪の天気まで気にしてくれた
「ファントミラージュ、映画化ですよ。」
→サラッと言った娘の好きなテレビ番組を覚えているだけでなく、気にかけてくれて、かつ、良い情報まで教えてくれる
「最近、横浜Fマリノス調子良いですねぇ。○○さん喜んでるだろなぁって顔が浮かびましたよ。」
→私がマリノスファンなの覚えていて、興味ないであろうJリーグの結果を見てくれたんだ。
ネイル技術だけでなく会話スキル、言ってしまえば『人たらし力』が試されます。
個人サロンで施術者があなただけなら、なおさら。
カルテには施術内容だけではなく、会話内容、お客様の情報などを次に活かすために記録しよう!
カルテの選び方
カルテも大きく分けて「手書きカルテ」と「電子カルテ」があります。
それぞれにメリット・デメリットありますが、個人サロンであれば手書きの方が「入力の自由度」「すぐ書き込める」点で効率的。
ちなみに現状、自宅サロンで使えるカルテアプリで良いなと思えるものはないというのが個人的な見解です。
前述した「次に活かすカルテ記録」を意識するのであれば、メモ欄(自由入力欄)が充実しているカルテの方が使いやすいです。
あなたのサロンのお客様によってはアート内容を詳細に書き込める方が好ましい場合もあります。
この記事で紹介したカルテはいずれも無料でダウンロードできますので、いろいろと試してみて最適なカルテスタイルを見つけましょう。
同意書(注意事項)は必要?
あった方が好ましい、というのが回答です。
以前に比べて「初回に同意書(注意事項)に署名する」というのもスタンダードになってきています。
役割としては『最低限のトラブル対策』。
- 爪の病気が発覚した場合の対応
- お直しの基準
- 施術ネイルのアフターフォロー
- 個人情報の利用方法についての明示
現実的にはおまじない的な位置づけですが、あった方が良いと思います。
この記事で紹介しているものだと、サロンプリントとParadiseからダウンロードできます。
カルテの書き方・管理方法
書きやすい、わかりやすいように書けばOK。
「こう書かなきゃ!」と凝り固まって取り組むより、常に「どうすれば書きやすいか?」「どんな書き方すれば次にわかりやすいか?」を意識して改善し続けましょう。
管理方法については「名前順にファイリング」が一般的かつわかりやすいです。
入手した顧客リストについてはExcelやGoogleスプレッドシートに入力してデジタルでも管理した方が良いです。