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青色申告に悩む個人サロンオーナー必見!おすすめの会計ソフト3選。

青色申告に悩む個人サロンオーナー必見!おすすめの会計ソフト3選。

サロンオーナーが抱える悩みのタネのひとつが『確定申告』

  • 会計ソフトで青色申告も楽チンって聞いたけど本当?
  • 日々の記帳も簡単になるの?
  • 会計ソフトも色々あって、どれがいいのかわからない!

このような悩みを解決すべく、この記事では「おすすめの会計ソフト」を紹介していきます。

この記事の内容
  • おすすめの会計ソフト3選
  • 個人事業主でも会計ソフトを使うべき理由
  • 会計ソフトの種類と選び方

参考になれば幸いです。

確定申告がラクになる会計ソフトのおすすめ3選

「いいから、オススメの会計ソフトを早く教えて!」という方はこちらです。

freee(フリー) マネーフォワードクラウド やよいの青色申告オンライン
料金(税抜) 1,180円/月~ 1,280円/月~
11,760円/年~
8,000円/年~
※初年度無料
無料お試し期間 最大30日間 1か月間 2か月間
詳細 詳細 詳細 詳細
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※2020年5月に会計freeeの料金改定がありました(表は改定後料金)

freee(フリー)
  • 知識がなくてもわかりやすい
  • クラウド会計ソフト最大手
  • 青色申告の初心者にオススメ!

freee(フリー)の解説

マネーフォワードクラウド
  • 初心者よりも中級者以上向け
  • 家計簿と同時帳簿が可能
  • 簿記知識がある方にオススメ!

マネーフォワードクラウドの解説

やよいの青色申告オンライン
  • 1年間無料で使える
  • 電話サポートも使える
  • やよいシリーズを使ってる方は使いやすい

やよいの青色申告オンラインの解説

クラウド型会計ソフトで青色申告も劇的に簡単に

レシートの整理から記帳、会計ソフトに手入力して・・・「こんな面倒くさい作業、もうしたくない!」と思っている個人サロンオーナーも少なくないはず。

日々の管理も煩わしいのに、確定申告の時期になると1週間くらい準備に取られるのは納得いかない。そんな心の声が方々から聞こえてきます。

クラウド会計ソフトを使えば驚くほど簡単に確定申告できますよ!

【会計ソフトの種類】クラウド型とインストール型

会計ソフトには「クラウド型」と「インストール型」があります。

クラウド型
  • ソフトのインストール不要
  • インターネット接続できる端末が必要
  • パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用可能
  • 複数端末で利用可能
  • 意識しなくてもアップデートしていく
インストール型
  • ソフトのインストールが必要
  • インターネット接続できなくても利用可能
  • パソコンしか使えない
  • インストールした端末でしか使えない
  • 機能アップデート・バージョンアップは基本有料

比較表(クラウド型/インストール型)

タイプ クラウド型 インストール型
ソフトのインストール 不要 必要
ネット環境 インターネット接続が必要 オフラインでも利用可能
利用端末 パソコン・スマホ・タブレット インストールしたパソコンのみ
OS Windows/Mac/Andoroid/iOS 多くがWindowsのみ
アップデート 常に最新の状態 自身でアップデートが必要
大きなVer.UPは有料
銀行口座・クレジットカード連携 可能 不可能
コスト 継続課金
※月払い or 年払い
買い切り
※Ver.UPで買い直し

会計ソフトも昔はインストール型しかなかったのですが、今の主流もおすすめもクラウド型。

クラウド型会計ソフトをオススメする理由を説明します。

クラウド型会計ソフトがおすすめな5つの理由

クラウド型、インストール型、それぞれにメリット・デメリットがあります。

プライベートネイルサロンの個人事業主にはクラウド型の会計ソフトをオススメします。

クラウド型がおすすめな5つの理由
  1. 簿記・経理の知識がなくても簡単!
  2. 外出中やスキマ時間などにスマホで入力できる!
  3. 銀行口座やクレジットカードとの連携がかなり便利!
  4. Macでも使える!
  5. 無料で試せる!

①簿記・経理の知識がなくても簡単!

一般的にはインストール型の方が機能的には豊富なのですが、使いこなすには最低限の簿記の知識を要するものが多いです。

反面、クラウド型の場合は「利便性」がウリのものが多く、専門知識がなくても簡単に使えるよう設計されています。

メール・チャットなどのサポートもあるので、費用項目がわからない場合も相談できます。

②外出中やスキマ時間などにスマホで入力できる!

クラウド会計ソフトであれば、パソコンだけではなくスマホやタブレットでも利用できるので、外出中などでも入力可能。

「さぁ、やるぞ!」ってときじゃなくても、ちょっと空いた時間にスマホでポチポチできるので効率アップです。

③銀行口座やクレジットカードとの連携がかなり便利!

クラウド会計ソフトの大きなメリットのひとつが「銀行口座やクレジットカードとの連携

これがめちゃめちゃ便利。レシートを整理して手入力、という作業を大きく減らせます。

クレジットカードを設定すれば、そのクレカで決済したものを帳簿に簡単に追加できます。費用項目も支払先や過去の入力履歴から自動で判断してくれます。

④Macでも使える!

インストール型の場合、Windows対応のみのものが多いので、Macユーザーだと結構悩むところでした。

ここ数年で登場したクラウド型ならMac OSでも利用可能(スマホでもできるくらいなので)

ネイルサロンの場合、おしゃれなMacを使っている方も多いのでこれも大きなメリットです。

⑤無料で試せる!

この記事でで紹介しているクラウド会計ソフトはどれも「無料おためし期間」があります。

  • freee:最大30日間
  • マネーフォワードクラウド:1か月間
  • やよいの青色申告オンライン:2ヶ月間

「どれにしようか悩むー」「初心者だけど本当に使いこなせるかな?」と不安な方も気軽に試してみることができます。

青色申告の複式簿記も会計ソフトなら簡単

  • 入力画面がわかりやすい
  • 勘定項目も選択するだけ(自動判断もあるので確認するだけ)
  • 複式簿記の帳簿に自動で変換

複式簿記がボトルネックで青色申告にできていないという個人サロンオーナーは多くいると聞きます。節税効果が高い青色申告を「難しそうだからできない」というのは非常にもったいない。

銀行口座やクレジットカードと連携すれば、日々の作業もグッと少なくなるし、確定申告の書類も「質問に答えていくだけ」で簡単に作成できます。提出方法も含めてサポートがあるので、青色申告だろうと驚くほど簡単にできます。

「毎年の確定申告時期が怖い、青色申告ユーザー」も「はじめての青色申告が不安な初心者ユーザー」も安心してサクッと終わらせられるようになります。

おすすめの確定申告ソフトの解説

ネイルサロンを運営している個人サロンオーナーの方におすすめのクラウド型会計ソフトを解説します。

おすすめ

freee:初心者でも使いやすい!
マネーフォワード:簿記知識のある方におすすめ!
やよいの青色申告:1年間無料!

freee(フリー)

freee

開業届の提出でお世話になった方も多いであろう「freee」の会計サービスです。

freeeの特徴
  • クラウド会計ソフトの最大手
  • 会計知識がなくても簡単に操作可能
  • スマホアプリも使いやすい

特徴①:クラウド会計ソフトの最大手

freeeはクラウド会計ソフトの最大手。利用ユーザーが多いとサービスが終了する可能性も低いですし、ユーザーフィードバックも多いので改善サイクルも速い。

freeeのユーザー数

そもそもユーザーが多いということは、他と比べて「使いやすい」「コストパフォーマンスが高い」といった理由から。安心感があります。

特徴②:会計知識がなくても簡単に操作可能

freeeの利点のひとつが「初心者でも使い勝手の良い操作性」。

子育ての合間に確定申告を終えました

(略)
使ってみると操作がとてもわかりやすく、すぐに馴染むことができましたね。初めての確定申告も、freeeで無事終えることができました。今では月に1度ログインする程度で、子育ての合間にさくっと経理を終えることができます。
(略)

出典:freee>事例紹介>フリーランスエンジニア 阿部様

初心者が迷いがちな勘定項目の選択もわかりやすく、画面も使いやすい設計。口座・カード連携すれば日々の入力もだいぶ楽になります。

特徴③:スマホアプリも使いやすい

freeeはスマホでの入力も想定して、アプリが配信されています。

レシート・領収書の読み取り機能もあるので、現金払いした仕入れの入力も効率化。(いちばん安いスタータープランは月5枚まで)

freee(フリー)の料金プラン

freeeの料金プランは3種類。

プラン スターター スタンダード プレミアム
料金(税抜) 1,1880円/月 または
11,760円/年
2,380円/月 または
23,760円/年
39,800円/年
確定申告書の作成・提出
銀行口座・クレジットカード連携
領収書写真の自動仕分け 月5枚まで
レポート機能 ×
メール・チャットサポート
電話サポート × ×
税務調査サポート補償 × ×

※表は2020年5月改定済みの料金です

【項目説明】

日々の記帳から確定申告書の作成・提出までの基本機能はすべてのプランで利用可能


銀行口座・クレジットカードを連携してデータ同期する機能

繰り返し登録していると、推測で勘定項目が提案されます

自動登録するように設定することもできて、登録ルールの編集もできます


スマホアプリからレシートや領収書の写真を撮って「日にち」「金額」などを自動で取り込むことができます。

効率化や入力ミスなどを減らせます。

※スタータープランは月5枚まで


日々の収支データから自動でレポートが作成される機能。グラフや表形式で見やすい形で確認できます。

  • 収入レポート
  • 支出レポート
  • 資金繰りレポート
freeeのレポート機能

メールやチャットでの相談はすべてのプランで利用可能。

※「スタンダード」「プレミアム」は優先対応


※プレミアムプランのみ

チャットでわからない内容は電話で相談することができます


※プラミアムプランのみ

税務調査が入ったときもfreeeが税理士を紹介してくれて、税理士費用を最大50万円まで補償してくれます

会計知識に自信がない方にはfreeeがオススメ!

初心者にはいちばん使いやすい会計ソフトだと思います。

\ おすすめNo.1 /

freeeを試してみる

※最大30日間は無料

マネーフォワードクラウド

マネーフォワードクラウド

家計簿アプリでおなじみの「マネーフォワード」のクラウド会計ソフトです。

マネーフォワードの特徴
  • 会計の知識がある方にオススメ
  • 家計簿との同時記帳が可能
  • POSレジアプリとの連携が便利

特徴①:会計の知識がある方にオススメ

前述のfreeeは初心者にはかなり使いやすい設計ながらも、簿記知識がある方には少し煩わしいと感じる部分があります。

  • freee:初心者向け
  • マネーフォワード:簿記知識のある方が使いやすい

簿記検定を持っていたり、もともと簿記の知識がある方にはマネーフォワードクラウドの方がおすすめです。

特徴②:家計簿との同時記帳が可能

家計簿アプリといえばマネーフォワードME。名前のとおり、マネーフォワードが提供しているサービスです。

マネーフォワードクラウドはこれだけで家計簿も同時に記帳することが可能。

事業用にクレジットカードや銀行口座を分けてない方は、ひとまとめに管理することができます。

特徴③:POSレジアプリとの連携が便利

銀行口座やクレジットカードだけではなく、POSレジとも連携可能です。

  • Airレジ
  • Square
  • Coiney など

創業期の忙しい時期にこそマネーフォワード クラウド確定申告で効率化を

(略)
「マネーフォワード クラウド確定申告」は当サロンのレジアプリと連携しているので、仕事の合間や1日の終わりにチェックをするだけで終わってしまうこともあります。
(略)

出典:マネーフォワードクラウド>導入事例>オハナビューティーサロン 西村 蛍様

マネーフォワードクラウドの料金プラン

マネーフォワードクラウドの個人事業主向け料金プランは3種類。

プラン パーソナルライト パーソナル パーソナルプラス
料金(税抜) 1,280円/月 または
11,760円/年
2,480円/月 または
23,760円/年
35,760円/年
確定申告の機能
メール・チャットサポート
電話サポート × ×
請求書発行 △(一部機能制限)

ネイルサロン経営であれば、請求書機能は不要だと思うので「パーソナルライト」で十分です。

会計知識をある程度お持ちならマネーフォワードクラウドがおすすめ!

\ 知識がある方におすすめ /

マネーフォワードクラウド

※1ヶ月は無料でおためし

やよいの青色申告オンライン

やよいの青色申告オンライン
インストール型含む会計ソフトでは業界No.1の弥生会計のクラウド版です。

特徴
  • 1年間無料!これからサロンを始める方にもおすすめ
  • 電話サポートがあるので安心
  • やよいの青色申告からの乗り換えもスムーズ

特徴①:1年間無料!これからサロンを始める方にもおすすめ

やよいの青色申告オンラインは一番安いプラン「セルフプラン」なら1年間無料。

これからサロンを始める方、始めたばかりでまだ収益も少ない方もコスト的に安心して使い始めることができます。

特徴②:電話サポートがあるので安心

やよいの青色申告オンラインは年額12,000円の「スタンダードプラン」から電話サポートが利用可能。

メールやチャットだけではなく、電話で操作を相談したい方には嬉しいサービス。画面共有サポートもあるので、うまく相談できるか不安な方も安心です。

特徴③:やよいの青色申告からの乗り換えもスムーズ

インストール型のやよいの青色申告を利用している人の乗り換えにもピッタリです。

使い慣れた操作性のままクラウド型に移行したい場合はスムーズに切り替える事ができます。

やよいの青色申告オンラインの料金プラン

やよいの青色申告オンラインの料金プランは3種類。

プラン セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
料金(税抜) 1年目無料
以降8,000円/年
1年目6,000円
以降12,000円/年
1年目10,000円
以降20,000円/年
確定申告の機能
銀行・クレカ連携
領収書・レシートの自動仕訳
レポート
サポート
電話・メール・チャット
×
業務相談 × ×
画面共有サポート ×

セルフプランなら1年目無料。ベーシックプランなら電話サポートもあり。

\ 1年目は無料! /

やよいの青色申告オンライン

※途中解約も可能

確定申告・クラウド会計ソフトのQ&A

確定申告やクラウド会計ソフトのよくある質問に回答します。

Q.確定申告の時期は?提出期限はいつまで?

基本的に確定申告期間は毎年2月16日~3月15日です。土日祝にあたる場合はずれ込みます。

2019年分

2020年2月17日(月)~2020年3月16日(月)

2018年分

2019年2月18日(月)~2019年3月15日(金)

Q.青色申告と白色申告の違いを簡単に教えて?

申告種別 事前申請 帳簿 特別控除
白色申告 不要 法定帳簿 なし
青色申告 必要 簡易帳簿 10万円
複式簿記で作成した帳簿 65万円
大変さ

白色申告 ≒ 青色申告10万円 < 青色申告65万円

メリット

白色申告 <<< 青色申告10万円 << 青色申告65万円

参考

青色申告と白色申告の違い

青色申告と白色申告の違いを解説。個人事業主におすすめは?
青色申告と白色申告の違いを解説。個人事業主におすすめは?『青色申告』と『白色申告』の違いについて解説します。 という理由で白色で確定申告している個人サロンオーナーも多いですが、こ...

「サロンワークで時間ないのに青色申告なんて・・・」と妻も言っていますが、クラウド会計ソフトを使えばだいぶ簡単になります。

Q.クラウド会計ソフトのデメリットは?

クラウド会計ソフトのデメリットを挙げるとすれば、この2点。

  • ランニングコストがかかる
  • インターネット接続が必要

クラウド会計ソフトは毎月課金または毎年課金。インストール型のように買い切りではないので、継続してコストがかかります。とはいえ、

  • 法改正や消費税変更があっても買い直し不要
  • 日々の作業の軽減

を考えると、おつりが来るレベルです。

インターネット接続にしてもスマホが使えれば、そんなデメリットでもないかな?というところ。

クラウド会計ソフトで確定申告を簡単に

クラウド会計ソフトのまとめ
  • 会計ソフトがあると青色申告も簡単に
  • 日々の記帳も口座・クレカ連携で楽チン
  • スマホでも使えるのでスキマ時間に入力可能
  • 常に最新状態なので法改正があっても無料対応

クレジットカード連携により、日々の作業もグッと減ります。POSレジも連携すれば、週イチ~月イチ程度で勘定項目を確認するくらいになります。

無料期間があるので「確定申告イヤーーっ!!」て方は、まずは試してみてください。

会計ソフトおすすめ3選

freee:初心者でも使いやすい!
マネーフォワード:簿記知識のある方におすすめ!
やよいの青色申告:1年間無料!

会計知識に自信がない方にはfreee(フリー)がオススメ!

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※最大30日間は無料
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