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【完全保存版】もう失敗しない!ひときわ輝くネイル写真の撮り方

  • オシャレなネイル写真が撮れない・・・
  • 写真が全体的に暗い・パッとしない・・・
  • インスタに上げても完全に埋もれる・・・

せっかくキレイなネイルができたとしても、写真がうまく撮れなければ、見ている人に魅力が届きません。

インスタ、ブログ、ホームページ、ネイルブック、、、ネイル写真を見てもらうシーンはたくさんあるのに、映えない写真ではもったいない限り。

ネイル写真の魅力をグッと引き上げるには、次の3つの要素を工夫することが重要です。

  • 写真の撮り方
  • 撮影道具・小物使い
  • 写真編集

この記事ではネイル写真をきれいに見せるために有効なポイントを解説しています。

この記事でわかること
  • 基本レベルを上げる撮影方法
  • 効果的な撮影道具・小物使い
  • 劣化させない編集方法

手軽に取り入れられる要素も多いので、最後まで見ていただけると幸いです。

魅力あるネイル写真を撮るための基本

ネイル撮影のレベルを上げるのに重要なのは、突飛なアイデアではなく基本のテクニック。

ここでは基本となる

  • 撮影時に押さえておきたい5つのポイント
  • ポーズ・構図の基本パターン

について解説していきます。

撮影時に押さえておきたい5つのポイント

洗練された写真を撮るためには、さまざまな要素に気を配る必要があります。

すぐにでも取り入れられるものとして、次のようなポイントがあります。

  1. 光の調整
  2. 背景・小物
  3. 手を整える
  4. 先を見越した構図
  5. 手ブレで失敗しない

まずはネイル写真の出来を大きく左右するライティング(光の調整)から説明します。

①光の調整 ~自然光とライティング~

光の調整 ~自然光とライティング~

魅力的なネイル写真を撮影するのに『光』はもっとも大切な要素です。

ベストは自然光で撮ること。

  • 明るくやわらかな雰囲気
  • ありのままの自然な色味

を写真に留めるのに最適です。

とはいえ、常に自然光下で撮影できるとも限りません。そんなときは照明選びが重要。

照明が必要なケース
  • 自然光が十分に取り込めない部屋
  • 悪天候時
  • 夕方以降

照明の光でネイルを撮影するのであれば『照明の色』『光の分散』に気を配ってみましょう。

照明の色

太陽光と蛍光灯で色の再現性に違いが出ます。

「写真と実物でネイルの色味が全然違う!」

とならないためには自然光に近い色味の『昼白色』の照明がおすすめ。

光の分散

デスクライトのような『一方向からの直線的で強い光』だと、強烈な影ができたり、反射の白みが目立ち過ぎたりしてしまいます。

そんなときにおすすめのライティング方法は、『トレーシングペーパーや薄めのコピー用紙で光源を囲う』という方法。

ふんわりとした光を演出できます。

自然光で撮る際も『光が強い』と感じたら、レースカーテンや薄めのブラインド超しに光を取り込むことで、やわらかい明るさの写真になります。

②背景・小物 ~”その他”の被写体へのこだわりがフォトジェニックに~

背景・小物 ~”その他”の被写体へのこだわりがフォトジェニックに~
  • ネイルのデザインに合わせて
  • サロンの雰囲気・コンセプトに合わせて

背景などを上手に演出するのも見逃せないテクニック。

撮影用ボードや、背景用紙、小物など、『ネイル以外の被写体』を整えることで、写真の芸術性がグッと上がります。

ミラーレス一眼のカメラなどで撮影して、背景に『ボケ味』を加えてプロ感を演出することも。

ネイル写真に効果的なアイテムは、のちほど紹介します。

③手を整える ~撮影前にハンドクリームを~

手を整える ~撮影前にハンドクリームを~

ネイルと一緒に写真に写る『手』のことも見逃せません。

乾燥・ささくれなどが記録に残った日には、おちおちネイルがどうとか言ってられません。

「ネイルはキレイなのに手が・・・」

撮影前にハンドクリームを軽く塗るだけで、肌感を整えることができます。

④先を見越した構図 ~インスタ用のトリミングを前提とする~

先を見越した構図 ~インスタ用のトリミングを前提とする~

インスタへの写真掲載を前提とするならば、一般的なのは正方形の写真。

iPhoneなどで、もとからスクエアサイズで撮るのであれば問題ありませんが、あとでサイズ調整するのであれば『トリミングを前提とした構図』で撮影するのがポイント。

デフォルトの画面めいっぱいにネイルを撮ってしまうと、正方形に切り取るときに見切らせざるをえない場合もあります。

あとでトリミングすることを考えた構図で撮影しましょう。

⑤手ブレ ~あるあるの失敗を回避するコツ~

手ブレ ~あるあるの失敗を回避するコツ~

手ブレも気をつけたいポイント。

セルフ撮影であれば問題ありませんが、お客様ネイルの写真だと、編集する際に気づいても後の祭りです。

ミラーレス一眼などであれば手ブレ補正がかなり優秀なのでそこまで気を配る必要もありませんが、スマホで撮影する場合は要注意。

脇をしっかりしめて手をホールドすることにより撮影時の安定感が増します。

ポーズ・構図の基本パターン

ポーズ・構図の基本パターン

ポージングや写真の構図などは『定石』ともいえるいくつかのパターンを押さえておきましょう。

目的や素材にあわせた構図パターンを覚えておくことで、安定したネイル写真を生み出すことができます。

片手 / 軽く握る

セルフの撮影時の基本構図です。

片手 / 自然な形で広げる

こちらもセルフの基本構図。

片手 / 小物を握る

ワンカラーなどシンプルなネイルの場合、おしゃれな小物を握って撮ると雰囲気が増します。

同色のポリッシュや香水のボトルなど定石です。

両手 / 軽く握る

お客様のハンドは両手で撮るのが基本。

軽く手を握ることで爪以外の面積を少なく写すことができます。

指の表皮が伸びるのでシワを目立たせにくくする効果もあり。

両手 / 指を伸ばす

手がキレイなお客様の場合、指を伸ばすパターンも映えます。

ネイルチップ

ネイルチップの場合、背景や小物で演出することで一気に雰囲気が変わります。

写真を洗練させることで、ネイルデザインの魅力を引き立てる効果につながります。

ネイル写真の撮影を意識した道具えらび

次は道具のお話。

撮影環境や爪を取り巻くアイテムを変えることで、もっとも手軽に質を手に入れることができます。

小物使いを工夫すると、サロンの雰囲気・コンセプトを写真に漂わすこともできるので、ぜひ取り入れてみてください。

カメラ ~スマホかミラーレス一眼か~

カメラ ~スマホかミラーレス一眼か~

最近ではスマホのカメラ性能もかなり上がっているので、ネイルの撮影もスマホで行う方も少なくありません。

解像度も高いうえにピント調整も融通が利くモデルが多いため、普通にキレイな写真が撮れます。

とはいえ、本当に魅力的なネイル写真が撮りたいのであれば、ミラーレス一眼には敵いません。

ミラーレス一眼の最大の魅力

ピントを合わせた箇所以外がぼやぁっとボケる、通称『ボケ味』

特別なスキルも不要で、味のある写真を撮れるようになります。

デュアルカメラのiPhoneの「ポートレートモード」での撮影でも同様の機能は搭載されていますが、距離感に難があり、ある程度の接写が求められるネイルの撮影には向きません。

ネイル撮影におすすめなミラーレス一眼は「オリンパスのPEN E-PLシリーズ」

ボケ味ももちろんですが、手ブレ補正機能やオートフォーカス性能も優秀なので、技術がなくても『失敗しない』という点もポイントです。

撮った写真もWi-Fiでその場転送が可能。

著名なネイリストにも愛用者が多く、なにより『デザインが可愛い』というのもポイント高めです。

うちで使ってるのも『PEN E-PL9』。最新のひとつ前のモデルです。

ミラーレス一眼はカメラ本体だけでは撮れません。

「本体+レンズキット」の組み合わせで揃える必要があります。

コスト的にも「14-42mmレンズキット」「マクロコンバーター」の組み合わせがおすすめ。

一気に接写写真のレベルが上がります。

特別な技術がなくてもこんな写真が簡単に撮れるようになります。

照明 ~状況に左右されない環境作り~

照明 ~状況に左右されない環境作り~

ネイルの撮影時のライティングに向くのは『昼白色』の照明。

普段の部屋の照明やデスクライトでの撮影に違和感を感じるのであれば、撮影用の照明を導入するのも手。

明るさが直線的すぎる照明はトレーシングペーパーや薄いコピー用紙などで巻くと、やわらかい光になります。

デジカメやスマホに取り付けるタイプの撮影用照明もあります。

背景 ~写真の”空気”をつくるキーアイテム~

背景 ~写真の”空気”をつくるキーアイテム~

ネイル写真の雰囲気を作り出す背景。

おしゃれな演出をしてくれるアイテムがいっぱいあります。

背景や台座に使えるアイテム一例
  • フェイクブック(インテリアブック)
  • 背景シート
  • ディスプレイトレー・小皿
  • 流木

小物 ~オシャレなアクセントを手軽に加える方法~

小物 ~オシャレなアクセントを手軽に加える方法~

握るタイプから写真の余白でアクセントを加えるものまで。

思わぬアイテムが一気に『映え』を演出することもあるので、感度高くアンテナを張っておくことで、さまざまな可能性を見つけることができます。

100均などでも良い引き立て役が見つかる可能性も。

使える小物
  • ドライフラワー
  • ポリッシュ
  • 香水

撮影ボックス ~安定したネイルチップ撮影の強い味方~

撮影ボックス ~安定したネイルチップ撮影の強い味方~

ネイルチップの撮影を行うのにうってつけなのが撮影ボックス

基本の構図パターンと環境を一定にしておくことで、ブレることない統一感のあるネイルギャラリーを作ることができます

ネイルの魅力を引き出す写真編集

ネイルの魅力を引き出す写真編集

インスタに上げるにしても、ホームページに載せるにしろ、撮った写真は編集が必須。

ステキな写真に仕上げるにあたって、特別な編集スキルはいりません。

自分の中で「コレだ」という型を数パターンつくっておけば、どんなネイル、どんな環境で撮った写真でも対応できるようになります。

目的を意識した写真編集

一概に編集といっても、アプリ側も多機能になってきていることから、漠然と編集していても安定感のない写真になってしまいます。

あれもこれもイジらず、目的を持った編集を心がけましょう。

明るさ、彩度調整(フィルター)

明るさ、彩度調整(フィルター)

明るさ、彩度、フェードなどを個別に調整したり、フィルターなどで一括で適用することで写真をより魅力的に編集することができます。

撮影時に十分な光を取り込めなかった場合でも、編集でそれらしく見せることも全然可能。

アプリでいろいろなことができるので必要以上に触りすぎてしまうきらいがありますが、注意すべきは『編集に頼り過ぎないこと』です。

撮影した写真が『食材』であれば、編集は『味付け・調理』。

理想はシンプルな味付けで食材の味を活かすスタイル。

せっかくの食材を味付けで台無しにするようなマネはやめましょう。

トリミング

トリミング

インスタに上げることを前提とすると、写真サイズは正方形が基本。

トリミングの編集は標準カメラアプリでも、編集用アプリでも、インスタ上でもできます。

縦長、横長の写真ではなく、他との違いを見せるために上下余白を入れるという手法もありますが、良し悪しあります。

メリット
  • タイムライン上で他の写真との違いを簡単に出せる
  • 直感だけであなたの写真と認識しやすい
デメリット
  • 違和感を逆に『異物』と捉えられ、悪い印象を受けるひともいる
  • 写真の質が伴わないと、野暮ったく見える場合もある

サロンロゴの挿入

サロンロゴの挿入

ネイルデザインを邪魔しないように、サロンロゴやテキストを挿入しましょう。

インスタのタイムライン上でも写真にサロン名が入っていることで、どこの写真かが一目瞭然です。

まとめサイトやマガジンサイトなどでインスタ写真を引用された場合にも広告塔としてブランディングの効果を発揮します。

スマホアプリ

スマホアプリ

iPhoneであれば、標準アプリで明るさ、彩度、シャドウ、コントラスト、トリミングなどは十分に編集できます。

前述したとおり、そんな複雑な編集は必要ないので、目的に合わせて1~2個のアプリを使えるようになれば

LINE Camera - 写真編集 & オシャレ加工

LINE Camera – 写真編集 & オシャレ加工

LINE Corporation無料posted withアプリーチ

サロンロゴを手軽に入れるなら、テキスト挿入できるLINE Cameraが楽チン。

BeautyPlus - 撮影、編集、フィルター

BeautyPlus – 撮影、編集、フィルター

Meitu Technology, Inc.無料posted withアプリーチ

LINE Cameraは明るさの調整が白く飛びやすいので、そんなときはBeautyPlusが使いやすいです。

ネイル写真の撮り方まとめ

いくつかの重要な要素を押さえれば、写真の雰囲気がグッと良くなります。

【基本】5つのポイント
  • 光の調整
  • 背景・小物
  • 手を整える
  • 編集を見越した構図
  • 手ブレで失敗しない

自分の中で鉄板のポーズ・構図のパターンを何個か用意すれば、ギャラリー全体の統一感が生まれます。

定石ポーズをマネてみよう
  • 片手 / 軽く握る
  • 片手 / 自然な形で広げる
  • 片手 / 小物を握る
  • 両手 / 軽く握る
  • 両手 / 指を伸ばす

道具を変えるのが、一番手っ取り早く写真のクオリティを上げる方法です。

写真のレベルを上げるアイテム
  • カメラ(レンズ・コンバーター)
  • 照明
  • 背景(背景シート・インテリアブックなど)
  • 小物(ドライフラワー・香水など)
  • 撮影ボックス

ひとつひとつ工夫していくことで、写真の質は向上します。

ネイルの魅力をしっかり伝えられる、そんな写真を撮りたいですね。

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