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【下手なネイリストの特徴】残念ネイルと思われやすい10個のNG例

【下手なネイリストの特徴】残念ネイルと思われやすい10個のNG例
このサロンなんか下手だな・・・

そのように思われるのは「上手くできていない」というよりも「基本ができていない」場合がほとんど。

この記事では「下手なネイリスト」と評価されないための10個の基本を紹介します。

残念ネイルと思われやすいNG例を理解することで「なんとなく微妙」ではなく「○○ができていないから、光沢が××」といったような具体的課題を見つけることができます。

参考になれば幸いです。

下手なネイリストと評価されないための10個の基本

「上手だと思われない」と「下手だと思われる」のは同義ではありません。

「このネイリスト下手だな」というのは、基本ができていないときに思われるのがほとんど。

ちゃんとできるはずなのに、時間に追われたサロンワークでおざなりになってしまう場合も往々にしてあります。

①甘皮処理をしない・処理が甘い

プレパレーションは美しく仕上げるための重要な工程。

中でも甘皮処理がきちんとできているかどうかは、ネイルの出来栄えを大きく左右します。

  • キューティクルラインが斜めだと素人っぽい
  • 甘皮をプッシュアップすれば1~2mmほどネイルも長くなってキレイに見える

②爪の先端フォルムが不揃い

ファイリングの出来もトータルの完成度に大きな影響を与えます。

ひとつひとつの爪をシンメトリーに整えるのはもちろんのこと、10本全体で上手くバランスが取れていないと垢抜けない印象を与えます。

③ジェルのはみだし

サイドラインやキューティクルラインでのジェルのはみ出し。見映えが悪くなるだけではなく、リフトしやすくなるので丁寧に塗布していきましょう。

もしも塗布時に流れてしまっても、硬化前にウッドスティックで取り除けば問題ありません。

ウッドスティックの使用回数が多いと「この人大丈夫かな?」感があふれ出てしまうので、極力使わなくても良いように上手に塗れるようになりましょう。

④キワがしっかり塗れてない

はみ出しとは逆に「キワが塗れてない」というのもダメな例。

サイドラインやキューティクルライン周りに塗り残しがあると、仮に初めてのネイルというお客様にすら「下手だな」という印象を与える恐れがあります。

こちらもリフトの原因になりかねないので前述の「はみ出さない」と併せて「キワ」の塗布は丁寧かつ大胆に行いましょう。

⑤表面がフラットじゃない(ボコボコ)

ジェルの塗布が下手だと表面がフラットではなくボコボコになってしまいます。

色が付いていたらOKというわけではなく、光沢にムラが出てお客様にもすぐわかってしまいます。

⑥ジェルの塗布が分厚い

塗布が分厚いのも、出来栄えが悪く見える原因です。ぷっくりを狙ってあえて厚めに塗るのと、分厚くなってしまうのは訳が違います。

トレンドにもよりますが、ジェルネイルの一般的な厚みは0.7~1mm程度といわれます。先端や根元は薄め(0.7mm程度)で真ん中は厚め(1mm程度)というのが基本のひとつ。

⑦ジェルに気泡が入っている

ジェルに気泡が入ったまま硬化してしまうのも、下手と思われやすい要素。

ネイルジェルもメーカーによって特徴も異なります。温度による硬さ、撹拌など、一律ではありません。

適正な使い方ができないと気泡も入りやすいので、ジェルに合わせた使い方、塗り方というのも意識しましょう。

ブリオンなどを載せたデザインだと、特に気泡が入りやすいので気をつけましょう。

⑧ダストや繊維が混ざってる

ダスト、ホコリ、繊維をゼロにするのは無理ですが、せめて目に見えて入り込んだ状態で硬化するのは避けましょう。

プレパレーション後のふき取り、要所での道具のエタノールふき取りをしていない、フタの開けっ放し、未硬化状態で無駄に触るなどいろいろと要因はあります。

混ざりこんでいないか硬化前後にちゃんと確認しましょう。

⑨光沢が均一じゃない

ここまでに挙げた塗布のNG例をしてしまったり、ライトの当て方にかたよりがあったりすると、同じジェルで仕上げたにも関わらず爪によって光沢具合に偏りが発生します。

5本全部ライト照射すると親指だけ上手く当たらず、1本だけ光沢がないという状況になることもあります。

落ち着いてチェックしていればその状態で完成にはしないでしょうが、時間に追われたサロンワークの中では見逃す、もしくは気づいていながらもリリースしてしまうということもあってしまいます。

ひとつひとつの工程の精度を上げることで手戻りを減らし、結果時短につながります。急ぐからこそ丁寧に施術することが重要です。

⑩アートラインがガタついている

アートラインのガタつきもお客様に気づかれやすいポイント。シンプルなデザインならなおさら、ラインの歪みが目につきます。

「これはもう練習です」と言いたいところですが、どうしても苦手という場合にはやり方を見直してみましょう。

手の持ち方、筆の持ち方、筆の運び方、姿勢、顔との距離など、もっとやりやすい自分に合ったやり方があるはず。ジェルによってもやりやすいやり方は変わります。

他の人、できれば講師などしているような一流の人のやり方を見て学びましょう。できればいろんな人を見てみるといいです。

基本を押さえて脱・下手なネイリスト!

「このネイリスト下手だな」と思われやすい、10個のNG事例を紹介しました。

下手だと思われるのは、基本がおざなりになっている場合がほとんど。技術があってもサロンワークの中でうまく活かせていないということもあります。

「どうしても上手くできない」そんなときは練習を重ねるだけではなく、やり方の見直しというのも常に意識しましょう。いろんな一流ネイリストのやり方を見て、その中から自分にあったやり方を探すというのも効果的です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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